羽あり事件から思うこと


以前アップした記事で、「最初の羽あり事件」には、
羽ありはシロアリとは限らないと言う不動産管理会社の判断と、
元借主が市販の殺虫剤で処理して、もう大丈夫との伝言がありましたが、
これが後々敷金精算の小額訴訟でまさか裁判官に、
「シロアリが出て借主が自分で処理したんでしょう、
出て行ったのはシロアリが原因だから、慰謝料・・・」云々と、
言われるなんて、思いもよりませんでした。
家の床が尋常でない傷を付けられたから、
原状回復工事費用は敷金を払いなさいよ、と言う問題が、
何故シロアリ問題に刷りかえられてしまうのか、
しかも正しい判断をしなければならない裁判官が?
誰か教えてーーー!

そもそも羽ありが出た段階での担当者レベルの対応から変でした。
「羽ありはシロアリとは限らない」って、こんなものなのか?
建物にとんでもない被害をもたらすシロアリって、
不動産管理会社にとっては非常に重要な知識じゃないのか?

問題がこじれた時に不動産管理会社の担当O嬢に聞いた事があり、
「うちは建築会社ではないから、シロアリの知識は持ってません」
との答えでしたが、それも可笑しいでしょう、
家を建てる時によりも、むしろ不動産として管理している間に、
シロアリの問題がもっとも大変な事になるのではないですか?
不動産管理会社こそがシロアリの知識を持っているべきでは?

例えば日本語の通訳者が「ファジー」とは何かを知らない、
例えば料理人が油を加熱し過ぎると火事になるのを知らない、
例えば旅行会社の人間が危険地域を知らない、
例えばインターネット関係の業者がウィルスを知らない、
そんなようなお粗末なものではないですか?

大手財閥のブランド名を抱えて置きながら、実に恐ろしい。
そして、こんな問題がずっと窓口止まりのままで、
社内で確認相談できるところがないのか?
社内連携や社内チェック機能が全くないのか?
全員がシロアリについて無知なのか?
この会社はどうやって色々発生する問題に当たっているのか?

実は、全部借主か貸主に押し付けているだけで、設けているのか?
気になってネットで調べてみると、なんと評判の悪い事、悪い事。

後にシロアリについても調べてみました。
シロアリの羽蟻と普通蟻の羽蟻を見分ける顕著な要素があり、
触角が数珠のような形と腰のクビレが少ないのがシロアリで、
2007年5月19日に担当のO嬢から拡大写真を送られてきた段階で、
判明されてもいいようなものでした。

しかし、O嬢は「空き家期間が長かったせいもあり、
毎年梅雨時期では良く有る事です」と当時の事をこう言いました。
なるほどO嬢はこう思ったのでしょう、
だから素直にこう言ったのかも知れない、悪びれもせずに。
しかし一財閥の不動産管理会社としては、
こんな対応ってどうなんでしょうか?
通販の電話受付嬢の方が、よっぽど商品知識がありますね。
無知な素人を野放しにするなよ、と大声で言いたい。

羽蟻をプロに調査して欲しいと依頼した事も、
当然1年間返答なし。
1年後O嬢の上司らしいK氏は貸主さんが事業主だからと、
もろ責任転嫁を始めたのですよね~

K氏はどうやら「全てはお前自身が悪いだろ」と言いたいらしい。
たまたま売れなかった物件をこの不動産管理会社に依頼したのはお前だ、
貸出した以上事業主としてシロアリを知らなきゃならないのはお前だ、
家を傷つけられても工事費を借主が認めないからしょうがない、
敷金を返すのはお前だ・・・

そんなレベルの低い人達が担当になるなんて、
この時期の私は、本当に運がどうしょうもなく悪かったんですね~
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